SCRAP成り上がり年表

SCRAPのサイトで株式会社SCRAP創立10周年記念連載の一本目として、

『SCRAP成りあがり年表』を書かせて頂きました。

「リアル脱出ゲームの会社」として有名なSCRAPですが、元はフリーペーパーの発行とおかしなイベントをやっていた団体でした。

そこから何をどうやってどんな感じに成り上がってきたかが年表形式で見られる記事です。


私は2009年からスタッフとして関わったのですが、読者としては2008年からで(会社化のきっかけのひとつと言われる株式会社特集も、普通に近所の本屋さんでゲットしてきてたなぁ)ほぼ10年の付き合いです。

とはいえ、初期の初期は知らないし、ましてや最近のちゃんとした会社のSCRAPはもっと知らないし、年表のために話を集めてきて改めて驚いたり爆笑したりさせてもらいました。



盛り込めなかったトピックやエピソードも沢山あり、

オリジナルグッズが新聞やテレビで取り上げられたのに、家内制手工業で生産が全然間に合わなかったとか(失恋回復手帳!懐かしい!表紙の色をスタッフが色鉛筆で手塗りしてたんだよ)、

事務所が東京になってからも、事務所内で大人の男たちがソファベッド使って泊まり込んで、リンスを買うか買わないかで論争が起きたとか、

あとは「え、この時期も夜行バス移動!?」とか、泥臭い話も多数でした。


他にもあれがない、これがない、はあると思いますが…皆さんそれぞれにSCRAPの歴史を振り返ってもらえればと思います。


ちなみに社用車の移り変わりは「車は成り上がりの象徴やろ!」と必ず盛り込むことを指示されました。

私が一番濃密に関わっていたのはファンカーゴ時代で、京都の一方通行だらけの細い道を運転してフリーペーパーを配布したり、東京からの帰り道に真夜中の中央道で大雨に見舞われて、ワイパーの動かし方がわからなくて死を覚悟したりしました。

私が今、普通に臆せず運転出来るのはこの時期があったからです。

ありがとう加藤家のファンカーゴ。


年表内でも『深夜高速』を聞きながら気持ちを奮い立たせて移動していたって話が出てくるのですが、確かに車の思い出って感慨深いですよね。



外部ライタ―なのに何故か身内っぽい導入と結びになっていますが、本当に心から今後のSCRAPの発展をワクワク楽しみにしております。